フレッツ光と光コラボの違いを知る

フレッツ光は、NTTが自前の光回線を利用して顧客に販売している高速インターネットサービスです。
光コラボは、NTTの光回線を仕入れた他社が、独自のプランを設定して顧客に販売する高速インターネットサービスとなります。
フレッツ光も光コラボも使う光回線は同じであって、サービスの販売元が異なるということです。

電話回線は、NTTの前身である旧電電公社が独占していましたが、通信の自由化がおこなわれたのちに整備されることになった光回線は、通信業界各社のみならず、電力会社であっても敷設することができます。
光回線は、電波を使う無線の携帯電話回線と異なり、有線です。
光ファイバーと呼ばれる、ガラスやプラスチックを用いたケーブルを引くことで光回線は構築されます。
光ファイバーを使えば、途中で速度が減退することないため、高速度での通信が可能です。

光回線を整備するには、膨大な初期投資が必要となります。
そのため通信業界には、自前の光回線を持たない業者が多数あります。
自前の光回線を持っている業者は、NTTやKDDI、ケーブルテレビ会社および電力会社などです。
KDDIが提供している高速インターネットサービスがauひかりで、NTTが提供している高速インターネットサービスがフレッツ光です。
前身が電電公社であり、全国に光ファイバーを巡らす資本力のあるNTTが提供するフレッツ光は、高速インターネットサービスで3分の2のシェアを占めています。

大都市では採算が合うため、複数の会社によって光回線が整備されやすい傾向がありますが、地方では、NTT以外に光ファイバーを引く会社がなく、フレッツ光以外に選択肢がないことが多いです。
それでは競争が起こらず、料金低下もサービス向上も見込みづらいため、NTTの光回線を他の業者も使えるようにし、他の業者によっても高速インターネットサービスが販売できるようにしました。
NTTの光回線を他社が仕入れて、独自の料金設定やプラン内容で顧客に販売している高速インターネットサービスが、光コラボです。

光コラボには、ソフトバンク光やSo-net光、ぷらら光などがあります。
光コラボではフレッツ光と同じ回線を使っているため、基本的に通信速度などの使用感に違いはありません。
ただ契約先が異なるため、キャンペーン内容や月額料金、サポート体制などが異なります。
また、地域によってエリアも変わってきますので、So-net光やソフトバンク光が利用可能なエリアかどうか確認しましょう。
フレッツ光から光コラボへの変更は、比較的簡単にできるのが普通です。